今月の主題 内科医のためのがん診療Update
医療連携
放射線治療,外科的治療を依頼する病態とタイミング
平田 泰三
1
,
勝俣 範之
1
1国立がんセンター中央病院乳腺・腫瘍内科
pp.1426-1429
発行日 2008年8月10日
Published Date 2008/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103469
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ポイント
●がんはどんな場所にも転移・浸潤し,さまざまな症状や病態を引き起こすため,それに対応するには他科の医師と医療連携をとりながら診療していく必要がある.
●特にoncologic emergencyでは緊急対処が必要であり,適切な診断のもとで早急に処置しなければならない.
●治療法の選択については転移巣の個数や大きさだけでなく,その患者の予後や全身状態もかかわってくるので,それらを考慮のうえで適切に判断しなければならない.
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