今月の主題 炎症性腸疾患と機能性腸疾患─病態の理解と求められる対応
腸疾患の診断と鑑別のポイント
炎症性腸疾患と機能性腸疾患の画像診断―造影X線・内視鏡など
清水 誠治
1
1大阪鉄道病院消化器内科
pp.811-813
発行日 2008年5月10日
Published Date 2008/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103348
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ポイント
●機能性腸疾患の診断を安易に下してはならない.
●造影X線と内視鏡の利点・欠点を認識して効率的な検査を行うことが重要である.
●潰瘍性大腸炎を内視鏡で診断する場合,前処置を行わなくても観察が可能である.
●炎症性腸疾患では長期の経過観察が必要であり,苦痛のない検査を心掛ける.
●腸管病変のスクリーニングとして超音波検査は有用である.
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