今月の主題 一般内科医が診る循環器疾患―3大病態を把握する
心不全のマネジメント
ACE阻害薬,ARB,抗アルドステロン薬は同じか,違うのか
岡崎 史子
1
,
吉村 道博
1
1東京慈恵会医科大学循環器内科
pp.698-700
発行日 2008年4月10日
Published Date 2008/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103314
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ポイント
●レニン・アンジオテンシン・アルドステロン(RAA)系は心不全の病態に非常に重要である.
●ACE阻害薬,ARB,抗アルドステロン薬,いずれも心不全には有用である.
●各薬剤とも血圧,腎機能,K値には十分注意しなければならない.
●BNPが心不全治療効果の指標として有用である.
●エプレレノンが日本でも使用可能となり,その効果が期待される.
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