今月の主題 しびれと痛み 患者の“何か変な感じ”をどう受け止め,応じていくか
診察場面のしびれ・痛み
【しびれ・痛みの訴えをどう解きほぐすか】
随伴症状による診断へのアプローチ―随伴症状と併せてしびれ・痛みを考える
鶴田 和仁
1
1古賀総合病院神経内科
pp.224-226
発行日 2008年2月10日
Published Date 2008/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103209
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ポイント
●しびれの診断は問診が重要である.
●しびれは神経障害,関節炎や循環障害などの神経以外が原因のこともある.
●神経障害では,しびれの分布で障害部位が推察可能である.
●脳由来では同側の半身,脳幹障害,脊髄障害では,しびれの分布が解離することがある.
●感覚以外の要素,運動症状,腱反射異常の組み合わせで,より正確な部位診断ができる.
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