今月の主題 水・電解質と輸液
電解質異常の把握と対策
Mg異常,微量元素異常をきたす疾患と対応
大橋 宏重
1
,
森 麗
1
1県立岐阜病院腎臓科
pp.1851-1853
発行日 2003年11月10日
Published Date 2003/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102269
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ポイント
・血清クレアチニンが上昇している症例,Na,K,Ca,Pなどの電解質異常を認める症例では必ず血清Mg濃度を測定する.
・血清Mg濃度の異常は腎不全でのMg摂取増加による高Mg血症と,腸管からの吸収障害,および尿中への喪失による低Mg血症が多い.
・経静脈栄養時にはZn,Mnなどの微量元素の欠乏を認めることがある.
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