今月の主題 一般医も診る血液疾患
一般医も診る血液疾患―マネジメントの注意
リウマチ性疾患に伴う血液異常
諏訪 昭
1
,
金子 祐子
1
,
野島 崇樹
1
1慶應義塾大学医学部内科
pp.838-840
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102054
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ポイント
・血液検査は,リウマチ性疾患の診断,病態・病勢の評価,治療効果判定,副作用や合併症の把握などに有用である.
・慢性疾患に伴う貧血(anemia of chronic disorders)は,造血剤投与に反応しない.
・SLEの難治性血小板減少の治療として,ステロイドパルス療法,免疫抑制療法,免疫グロブリン大量療法,摘脾術などがある.
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