今月の主題 下痢と便秘―今日的アプローチ
便通異常をきたしやすい病態と対処法
全身疾患に伴う便通異常
辰口 篤志
1
,
坂本 長逸
1
1日本医科大学消化器内科
pp.312-314
発行日 2012年2月10日
Published Date 2012/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105801
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ポイント
★各疾患において便通異常をきたす機序は異なり,同じ病気でも患者間で異なることがある.
★基本的には全身疾患の治療が,便通異常の改善につながる.反対に原疾患が治療抵抗性であると,便通異常も消化管作動薬のみでは限界がある.
★便通異常が起きている機序を理解し,患者の病態に応じた治療をこころがける.
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