今月の主題 外来診療でここまでできる
膠原病(リウマチ)・アレルギー疾患
リウマチ性疾患における生検手技
諏訪 昭
1
1都立大塚病院リウマチ膠原病科
pp.1809-1812
発行日 1997年9月10日
Published Date 1997/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402904703
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ポイント
●穿刺・生検手技は,インフォームド・コンセントをとって行う.
●ショックなどの重篤な合併症に対応できる準備をして穿刺・生検手技を行う.
●局所麻酔薬,抗生剤を使用するときは,アレルギーの有無について十分な問診を行う.
●関節液穿刺は,関節炎疾患の鑑別診断上,有用な情報を与えてくれる.
●胸腔穿刺は気胸,胸水貯留の診断,治療方針決定のために行われる.
●高度の肺虚脱を伴う気胸,多量の胸水貯留がみられる場合は,入院のうえ持続吸引を行う.
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