今月の主題 一般医も診る血液疾患
一般医も診る血液疾患―マネジメントの注意
血小板増多症の外来マネジメント
岡村 精一
1
1国立病院九州医療センター血液内科
pp.824-826
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102050
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ポイント
・血小板数60万/μl以上の血小板増多症は医療の対象となる.
・反応性血小板増多症では,原疾患の診断と治療が必要である.
・原発性血小板増多症の確定診断は血液専門医が望ましい.
・本態性血小板増多症の症状としては,肢端紅痛症,頭痛,一過性脳虚血発作などがある.
・本態性血小板増多症の治療としては,低用量アスピリンや高度のものには抗腫瘍剤の投与が外来ベースで行われる.
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