今月の主題 一般医も診る血液疾患
一般医も診る血液疾患―マネジメントの注意
赤血球増多症の外来マネジメント
大屋敷 一馬
1
1東京医科大学内科学第1講座
pp.821-823
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102049
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ポイント
・治療の基本方針としては,①ヘマトクリット値は45%を目安,②50歳未満では,血栓症のリスクがない限り瀉血のみでコントロールし,瀉血を頻回に必要とする患者や血栓症の既往のある患者では,ハイドロキシウレアを投与,③70歳以上の患者にはハイドロキシウレアを投与し,補足的に瀉血を行う,④50~70歳までの患者では,血栓症のリスクファクターを考慮しながらハイドロキシウレア投与と瀉血の組み合わせでコントロール,などが挙げられる.
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