今月の主題 一般医も診る血液疾患
一般医も診る血液疾患―マネジメントの注意
好酸球増多症のマネジメント
増本 暁
1
1森田クリニック
pp.827-829
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102051
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ポイント
・好酸球の産生や機能の活性化には,Tリンパ球などが産生する各種のサイトカインがきわめて深く関与している.
・好酸球の増加には反応性と腫瘍性とがあるが,両者の区別は必ずしも明確ではない.
・原因不明の著しい好酸球増多が長期間持続し好酸球浸潤による臓器障害が存在する場合を,好酸球増多症候群(hypereosinophilic syndrome:HES)と呼ぶ.
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