特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
内分泌疾患
副甲状腺機能亢進症
伊藤 悠基夫
1
1東京女子医科大学内分泌外科
pp.420-423
発行日 2006年11月30日
Published Date 2006/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101568
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原発性副甲状腺機能亢進症は,検診などで偶発的に高カルシウム血症が発見される場合は無症状であることが大部分で,治療すべき理由をきちんと説明する必要がある.NIHの手術適応基準と,その基となる疾患の病態生理を,副甲状腺ホルモンの作用からわかりやすく説明する.特に過形成の場合は遺伝子異常が関係してくるので,専門的なガイダンスの必要も出てくる.
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