特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
消化器疾患
急性胃炎・急性胃粘膜病変
六倉 俊哉
1
1茅ヶ崎徳州会総合病院消化器科
pp.110-112
発行日 2006年11月30日
Published Date 2006/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101484
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急性胃炎は日常診療において最もよく遭遇する疾患の1つであり,特に日本人においては『胃が痛くて…』という症状は,よく聞かれるものである.一方,急性胃粘膜病変は激しい腹痛,嘔吐,吐血を主体とした急性疾患であり,重篤感を伴い,多くが入院治療を要する.いずれも胃腸,心身の安静を保つことと,潰瘍に準じた治療を行うことにより,速やかに数善するのが特徴である.
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