今月の主題 消化器内視鏡治療の現在
肝疾患
肝細胞癌に対する内視鏡下治療(マイクロ波,ラジオ波)
泉 並木
1
1武蔵野赤十字病院消化器科
pp.1353-1355
発行日 2006年8月10日
Published Date 2006/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101333
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ポイント
腸や肝皮膜直下に存在する肝細胞癌では経皮的治療のリスクが高い.
肝表面から2cm以内に存在する腫瘍に対して,腹腔鏡下ラジオ波焼灼術は安全かつ確実な治療を行える.
腫瘍の確実な壊死と肝内脈管損傷を避けるため,腹腔鏡用超音波を用いるのがよい.
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