今月の主題 臨床医のための呼吸調節と障害
呼吸調節障害の基礎知識
呼吸調節障害がかかわる疾患と呼吸調節障害の症候
中村 俊夫
1
,
信岡 祐彦
1
1聖マリアンナ医科大学内科学(横浜市西部病院総合診療内科)
pp.1102-1103
発行日 2004年7月10日
Published Date 2004/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100865
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ポイント
呼吸調節障害の症候は呼吸回数,換気量と呼吸リズムの異常として観察される.
呼吸回数と換気量の変化は過換気あるいは低換気を生じ,血液ガス異常をもたらす.
代表的な異常呼吸にCheyne-Stokes呼吸と不規則性呼吸(Biot呼吸や失調呼吸)がある.
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