今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践
疾患治療としての栄養療法
末期癌
村井 美代
1
,
東口 髙志
1
,
伊藤 彰博
1
1藤田保健衛生大学医学部外科学・緩和ケア講座
pp.812-814
発行日 2006年5月10日
Published Date 2006/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100636
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ポイント
末期癌患者といえども悪液質に陥っていない場合には,一般患者と同様の原則に基づいた栄養管理を実施することが基本となる.
定期的に栄養状態や病態をチェックし,その変化に応じた輸液・栄養療法のギアチェンジを行うことが重要である.
悪液質に陥った場合には,輸液量や投与エネルギーなどを一気に減少させることが症状増悪の回避につながる.
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