今月の主題 経静脈・経腸栄養―プランニングとその実践
栄養療法の基礎
栄養管理法の選択
山中 英治
1
1市立岸和田市民病院外科
pp.738-740
発行日 2006年5月10日
Published Date 2006/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100617
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ポイント
栄養投与経路は,生理的な経路から,すなわち,経口栄養,経管栄養(経鼻,胃瘻,腸瘻など),静脈栄養の順番に選択する.
静脈栄養施行中であっても,できるだけ早く経口摂取や腸管利用を再開することで,回復が早くなる.
各栄養投与経路の長短所を理解して適用する.経腸栄養の長所は生理的であり,短所は下痢などの腹部症状である.静脈栄養の短所は穿刺時の合併症と,カテーテル敗血症である.
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