しりあす・とーく 第14回
初期研修から後期研修へ―医師研修の「はざま」を語る(後編)
岩田 健太郎
1
,
陳 若富
2,3
,
吉津 みさき
4
1亀田総合病院総合診療感染症科
2国立病院機構大阪医療センター循環器科
3国立病院機構近畿ブロック事務所医療課
4河北総合病院
pp.360-367
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100532
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かつて,日本の臨床研修は大学医局による診療科別のストレート研修を中心に行われ,3年目ともなれば1人前の医師として扱われることも少なくなかった.しかし,スーパーローテーション方式を基本とする2年間の初期研修が義務化された今,3年目以上の後期研修の充実が求められるようになり,かなりの数の病院が後期研修プログラムを立ち上げるようになった.本誌では前回にひきつづき,臨床研修の最前線にいる指導医たちに,日本における後期研修の問題点と今後の方向性について語っていただいた.
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