Japanese
English
特集 医学教育改革とリハビリテーション医学
卒後教育―前期・後期研修
Education of rehabilitation medicine in the new postgraduate clinical training system in Japan.
水落 和也
1
Kazuya Mizuochi
1
1横浜市立大学附属病院リハビリテーション科
1Department of Rehabilitation Medicine, Yokohama City University Hospital
キーワード:
新医師臨床研修制度
,
マッチング
,
後期研修
,
臨床研修指導医
Keyword:
新医師臨床研修制度
,
マッチング
,
後期研修
,
臨床研修指導医
pp.933-941
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552100389
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はじめに
本書の読者は医師だけでなく広くリハビリテーション関連専門職が含まれるので,医学教育改革をテーマとしても,いったい何が現在問題となっているのか,そもそも医師の卒業前の教育(医師になるまでの医学部における教育),卒後教育(国家試験に合格してから一人前の医師になるまでの教育)がどのように行われ,これまで何が問題であったかすら分からない方が多いであろうから,興味の少ないテーマと捉えられてしまうことが心配である.
とは言え,医療専門職の教育制度は,多かれ少なかれ医師の教育システム,教育内容を参考にして整備されてきた経緯があり,医師の教育改革の動向は,今後,他の医療専門職の教育に少なからず影響を与えると予想されるので,医療に関わるすべての専門職にとって,少なくとも一般的知識として知っておくべき問題であるという認識で一読していただければ幸いである.
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