しりあす・とーく 第2回テーマ
どうする? どうなる? 後期研修―これからの内科後期研修はどうあるべきか?
本村 和久
1
,
川尻 宏昭
2
,
飛田 拓哉
3
,
川島 篤志
4
1沖縄県立中部病院地域救命救急センター
2佐久総合病院総合診療科
3聖路加国際病院腎臓内科シニアレジデント
4市立堺病院総合内科
pp.304-312
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100035
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
昨(2004)年4月医師臨床研修の必修化が行われ,多くの研修医が出身大学外,特に市中病院での臨床研修を選ぶという変動が起きた.臨床研修病院を「選ぶ時代」の到来だ.ところが,その先の「後期研修」については,選ぼうにも全くの情報不足であり,不安感を呈する研修医も少なくない状況だ.そこで,本号では,後期研修プログラムをもつ4つの病院の若手医師に,日本における後期研修の現状と課題,今後の方向性などについてお話しいただいた.
内科後期研修の現状
■本村 本日は,初期臨床研修の必修化により,関心が高まっている「後期研修」のあり方について,ディスカッションしたいと思います.まず,各先生方から,現在の後期研修の状況と問題点をお話しください.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.