しりあす・とーく 第13回
初期研修から後期研修へ―医師研修の「はざま」を語る(前編)
陳 若富
1,2
,
岩田 健太郎
3
,
吉津 みさき
4
1国立病院機構大阪医療センター循環器科
2国立病院機構近畿ブロック事務所医療課
3亀田総合病院総合診療感染症科
4河北総合病院
pp.144-155
発行日 2006年1月10日
Published Date 2006/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100486
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2004年にスタートした新しい医師臨床研修制度の一期生が,まもなく初期研修を終えようとしている.しかし,この初期研修制度の是非を検証する間もなく,すでに研修医や指導医,臨床研修施設の関心は,次に来る後期研修に移りつつあるようにも見える.
日本の医師研修は,いまどのような位置に立ち,そして,どこに向かおうとしているのか.初期・後期両方の研修に深くかかわる3人の内科医に,初期と後期の「はざま」に垣間見える日本の医師研修の問題点とその解決法を語っていただいた.
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