今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
発症3時間以内に治療開始のために
Door to needle time短縮の工夫
井上 勲
1
1脳神経センター大田記念病院脳卒中診療部脳神経内科
pp.305-307
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100521
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ポイント
・チーム医療としての急性期脳卒中診療プランとプロトコールの作成徹底が重要である.
・必要以上の検査のために治療開始時期が遅れてはならない.
・発症から3時間以内に投与を行えばよいの認識ではなく,早ければ早いほどよい(Time Lost is Brain Lost)の概念を院内で徹底させる.
・地域として急性期脳卒中治療のネットワークのシステム構築が重要である.
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