今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
発症3時間以内に治療開始のために
脳卒中専門医の役割
湯浅 浩之
1
,
三竹 重久
1
1公立陶生病院神経内科
pp.300-302
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100520
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ポイント
・虚血性脳血管障害急性期の治療として,t-PAが日本でも静脈投与できるようになった.しかしその使用においては,さまざまな“禁忌”や“慎重投与”用件をクリアしなければならない.
・脳卒中専門医は,急性期脳梗塞の正確な診断とt-PA投与の決定,院内・院外の脳卒中診療体制の確立,地域住民への教育・啓蒙を行う必要がある.
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