今月の主題 ブレインアタック2006―t-PA時代の診断と治療
ブレインアタックの診断
拡散強調画像の有用性と落とし穴
安井 敬三
1
,
長谷川 康博
1
,
柳 務
1
1名古屋第二赤十字病院神経内科
pp.230-233
発行日 2006年2月10日
Published Date 2006/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100502
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ポイント
脳梗塞診療においてDWIは,
・発症1時間ほどで病巣を指摘でき,超急性期診療に役立つ.
・新病巣のみを検出する.
・皮質小梗塞を最も診断しやすい.
・一過性脳虚血発作であっても,小梗塞を指摘できる例がある.
・偽陰性を示すことがあり,ペナンブラの遷延によると考えられる.
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