連載 外来研修医教育への招待・2
研修医とともに外来を―ちょっとその前に(前編)
川尻 宏昭
1
1名古屋大学医学部附属病院 在宅管理医療部 地域医療センター
pp.394-398
発行日 2007年2月10日
Published Date 2007/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402102031
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前回は,外来研修医教育の場がどんなものかというお話をさせていただきました.外来と入院の違い,研修医を受け入れてゆくことの利点と欠点など,外来研修医教育を取り巻くさまざまな問題点とその現状を私たちの経験をもとにお伝えできたかと思います.今回からは,いよいよ外来研修医教育に参加していただこうと思います.ということで,「早速……」と,本来ならば,まず実践していただき,そこからいろいろと議論を深め,実践に役立つ何かを皆さんとともに,見いだしてゆくというのがいいのですが,このような活字を通してのコミニュケーションでは,それもなかなか難しいと思います.ということで,今回と次回の2回に分けて,実践の場で役に立つと思われる考え方や手法というのを,前もって簡単に紹介したいと思います.
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