今月の主題 日常診療で診るGERD(胃食道逆流症)
GERDの治療
GERDの食事指導
井上 修志
1
1独立行政法人国立病院機構高知病院消化器科
pp.56-58
発行日 2005年1月10日
Published Date 2005/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100426
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
脂肪摂取過剰はTLESRの頻度の増加や胃排泄の遅延をもたらし,GERDに悪影響を与える可能性が大である.
炭水化物や蛋白質は,通常の摂取量ではGERDに与える影響は少ないと考えられている.
生活指導とともに食事療法を行うことにより,軽症の場合は薬剤の減量や無投薬となる可能性もある.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.