連載 自治体の保健福祉活動における理学療法士の役割・2
急性期リハビリテーションにおける理学療法—理学療法士の役割と課題を中心に
小笠原 正
1
,
伊藤 隆夫
1
,
松木 秀行
1
1近森病院リハビリテーション科
pp.163-166
発行日 1998年2月15日
Published Date 1998/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901846
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リハビリテーション医療を発症から時期別に分類すると,急性期病院(病棟)で行う急性期リハビリテーション,リハビリテーション専門病院(病棟)で行う回復期リハビリテーション,長期慢性期に施設内もしくは在宅にて行う維持期リハビリテーションの3段階に分類可能である.このうち急性期リハビリテーションは発症急性期から廃用症候群の防止とADL訓練の早期開始を主体に実施するものである1).当法人では急性期から維持期まで一貫したリハビリテーションサービスを提供しているが,本稿ではこの中でも急性期部門における理学療法士の役割や課題にについて当法人の現状をふまえ報告したい.
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