特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
地域包括支援センターにおける理学療法士の役割と課題
小島 基永
1
,
大渕 修一
1
Kojima Motonaga
1
1東京都老人総合研究所介護予防緊急対策室
pp.39-44
発行日 2008年1月15日
Published Date 2008/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551101093
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はじめに
筆者らは理学療法士を中心としたプロジェクトチームで,2003(平成15)年度より東京都の「介護予防開発普及事業」や,「介護予防普及・定着促進事業」などを受託し,東京都をはじめとして全国各地で介護予防のまちづくりを支援してきた.
特に2006(平成18)年度からは,「地域包括ケア」の中心的役割を担う機関として,地域包括支援センターが設置されたことに伴い,都内の地域包括支援センターに対するサポートセンターを立ち上げて運営している.本稿では,地域包括支援センターの役割について概説するとともに,筆者らのこれまでの経験から,本領域における理学療法士の役割と課題について述べる.
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