目でみる保健衛生データ
食中毒
甲斐 明美
1
Akemi KAI
1
1東京都立衛生研究所微生物部
pp.342-343
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900346
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近年,赤痢,腸チフスをはじめとする法定伝染病が,抗生物質の普及や衛生環境の改善などによって激減したのに比べ,食中毒は一向に減少せず,むしろ増加傾向にさえある.これは,学校や事業所などにおける給食の普及・大型化,外食産業の増加,調理・半調理食品や輸入食品の普及など,我々をとりまく食生活の変化とも密接に関連しているものと思われる.
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