特集 公衆衛生における行政とアカデミアの連携の在り方—海外の実例とわが国の課題
—〈地方行政におけるアカデミアとの連携の取り組み例2〉—EBPM実現に向けた神奈川県との協働の成果と課題—県立大学と県・市町村との連携事例
渡邊 亮
1,2
1神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科
2神奈川県立保健福祉大学イノベーション政策研究センター
キーワード:
EBPM
,
行政とアカデミアの連携
,
データ利活用
,
COVID-19
,
未病対策
Keyword:
EBPM
,
行政とアカデミアの連携
,
データ利活用
,
COVID-19
,
未病対策
pp.711-720
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210335
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ポイント
◆神奈川県・市町村と県立保健福祉大における、県の未病対策、健康増進に関する取り組み、COVID-19対策などの連携事例を紹介する。
◆連携により、地方行政におけるEBPM推進のみならず、大学にとっても教育・研究機会の増加などの成果が得られた。
◆連携強化には、行政と研究機関との視点の違いへの配慮、増大する業務負荷への対応、データプライバシー保護やセキュリティーが不可欠である。
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