特集 公衆衛生における行政とアカデミアの連携の在り方—海外の実例とわが国の課題
欧州連合諸国EBPMにおける行政とアカデミアの連携
田中 宏和
1
1国立がん研究センターがん対策研究所データサイエンス研究部サーベイランス研究室
キーワード:
欧州連合
,
欧州公衆衛生協会
,
ヘルスサービスリサーチ
,
欧州保健データスペース
Keyword:
欧州連合
,
欧州公衆衛生協会
,
ヘルスサービスリサーチ
,
欧州保健データスペース
pp.685-691
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210332
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ポイント
◆欧州連合における公衆衛生分野の取り組みは1980年代から本格化し、WHO欧州地域事務局や欧州公衆衛生協会などと協働して実施されてきた。
◆欧州公衆衛生協会の機関ジャーナル「European Journal of Public Health」では1990年代から幅広い公衆衛生のトピックについて官民の情報交換がなされてきた。
◆欧州ではCOVID-19の経験から電子化された保健・医療データをより安全に統合し、保健・医療の改善と公衆衛生上の脅威への対応に活用する取り組みが始まっている。
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