特集 “人が受ける最期の医療”と公衆衛生—— 一人の「死」を万人の「生」につなぐ
東京都監察医務院の取り組みと死因究明体制の在り方
林 紀乃
1
1東京都監察医務院
キーワード:
監察医制度
,
異状死
,
検案
,
解剖
,
超高齢社会
Keyword:
監察医制度
,
異状死
,
検案
,
解剖
,
超高齢社会
pp.916-925
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209937
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ポイント
◆東京都監察医務院は、東京23区内の異状死を365日毎日検案、解剖する施設である。
◆近年異状死数は著増し、55歳以上が全体の80%を占め、夏場には1日で100件以上の異状死の検案を経験することがある。
◆監察医務業を遂行し世の中に還元していくことで、世間から喜ばれる監察医を目指す。
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