特集 “人が受ける最期の医療”と公衆衛生—— 一人の「死」を万人の「生」につなぐ
法医学者は絶滅の危機にある—多死社会に向け一刻も早い対応を
平石 達郎
1
,
今村 知明
1
1奈良県立医科大学公衆衛生学講座
キーワード:
多死社会
,
死因究明
,
法医学者
Keyword:
多死社会
,
死因究明
,
法医学者
pp.926-933
発行日 2022年11月15日
Published Date 2022/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209938
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ポイント
◆2025年以降は、孤独死などの増加により死因究明制度の充実が求められる。
◆死因究明制度におけるキーパーソンは法医学者であるが、法医学者数は非常に少なく、危機的状況である。
◆今後の多死社会を乗り切るためには、法医学者の増加を図ることが最優先の課題である。
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