連載 リレー連載・列島ランナー・70
災害時の活動を通じて思う公衆衛生看護の専門性
奥田 博子
1,2
1国立保健医療科学院 健康危機管理研究部
2国立保健医療科学院 生涯健康研究部 公衆衛生看護研究領域
pp.55-58
発行日 2015年1月15日
Published Date 2015/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401208104
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執筆原稿は特集などに沿って依頼をいただくことが一般的ですが,この「列島ランナー」は「今,一番伝えたいこと」を書かせていただくことができます.“自由に”と言われると,様々な関心事の中から,どこに焦点を絞ろうかと思考がさまよいかけるのですが,依頼から締切までの期間,各地で大雨被害が相次ぎ,情報を伝えてくださる保健師さんとのやりとりがありました.また,この記事の掲載は2015年1月号で,阪神・淡路大震災の発生から20年目にあたります.そのため私自身の災害経験,その後教育・研究職へと軸足を変えて今に至るこの間,国内外の被災地へ赴く機会や,講演などを通じ,新たな出会いや,多くの気づきをいただいていること,今の自分の感じるままに記させていただこうと思うに至りました.
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