特集 公衆衛生と危機管理
災害と避難生活—三原山噴火と大島島民
前田 孝正
1
Takamasa MAEDA
1
1大島連絡委員会「大島ニュース」編集
pp.91-95
発行日 1988年2月15日
Published Date 1988/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207616
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■はじめに
「大島ニュース」の「最終号」は1987年11月21日,『三原山大噴火と私たち』と称し,84ページの冊子として発行された.
それには,209年ぶりの御神火大爆発によって,全島民避難という歴史的な体験をした大島島民の,様々な思いがこめられている.大島町長植村秀正氏は,発刊によせて「この冊子が,生きている歴史的証言として永久に残り,綴られている事柄が教訓として生かされることを期待する.」と,述べている.
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