衛生公衆衛生学史こぼれ話
19.別天師死後の顕彰
北 博正
1,2
1東京都環境科学研究所
2東京医科歯科大学
pp.43
発行日 1986年1月15日
Published Date 1986/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207191
- 有料閲覧
- 文献概要
別天師の死後も衛生学者やミュンヘン市民の敬慕の念は消えず,衛生学教室付近の道路はペッテンコーフェル通り(Pettenkoferstrasse)と命名され,中央駅近くのマキシミリアン広場(Maximillianplatz)にはすでに1883年建立のリービヒの座像に相対して,1909年には別天師の座像が建立され,ミュンヘンの誇る2人の偉大な科学者の像が同じ広場に置かれることになった.
また彼の創設した衛生学教室はMax-von-Pettenkofer-Institut für Hygiene und medizinische Mikrobiologie,Ludwig-maximillian Universität,Münchenといい,彼の名を冠している.
Copyright © 1986, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.