私たちの保健所・39 佐賀県・唐津保健所
苦心する離れ島医療対策
楢崎 直次郎
pp.698
発行日 1973年10月15日
Published Date 1973/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204739
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"松浦潟保健の姿映じつつみそじの歴史ふりにけるかな"唐津保健所創立30周年を迎え感慨無量なるものがあります.このときに当り所員一同相計り記念誌を発刊することになりました.先に10周年と15周年に発刊されていますが,その後,社会の変化とともに保健所業務も曲りかどにきた現在,先輩関係各位のご尽力により近代的な庁舎の完成をみるに至りました.特に市,郡医師会(会館,准看護学院),尚和会(胃研)と併設,地区における保健医療センターとして活躍することになりました.将来ともみんなに親しまれ,利用され,喜ばれる保健所を築き上げる決心です.一層のご指導とご支援の程お願いします.昭和44年5月第9代唐津保健所長楢崎直次郎
以上が私の発刊のことばでした.その後1年余にして市,郡両医師会は大同合併し,高等看護学院も増設され,三位一体相協力して遭進しています.
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