特集 保健・医療と公的責任
第9回社会医学研究会・主題報告と総括討議
主題報告(座長まとめ)
3 心身障害者(児)をめぐる社会医学的問題
芦沢 正見
1
,
桑原 治雄
2
1国立公衆衛生院・疫学
2京大・公衆衛生
pp.466-470
発行日 1968年11月15日
Published Date 1968/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203771
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今まで治療や療育の対象として扱われず,放置されているといって過言でない状況におかれていた心身障害者(児)が,ようやくわが国において科学的に取り扱われねばならない人たちとして考えはじめられている。
このような考えを持つ人々はまだ少数で,全国的にみればきわめて限られた地域で活動しているにすぎない。
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