特集 変貌する農村の社会医学的研究—第6回社会医学研究会・主題報告と総括討議
主題報告Ⅲ
追加報告
8.農村地方自治体の衛生行政の停滞をめぐる問題
東田 敏夫
1
1関西医大衛生学・公衆衛生学教室
pp.661-662
発行日 1965年11月15日
Published Date 1965/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203152
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地域住民の福祉と保健は,地方自治における基本的命題である。ことに生活水準が低く,乳児死亡率や感染病死亡率がたかく,衛生状態がわるい農村・後進地域では,地方自治体の保健衛生・医療業務を強化,充実する必要があり,国民保健における当面の課題である。果たして実情はどうか。自治省発行の資料により全国的傾向の分析と,関西および岩手の農村地域の実態調査の結果を報告する。
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