連載 PHNに会いたい・10
―“住民参加”の意味と行政の役割―富山型地域ケア推進活動
荘田 智彦
,
中島 眞由美
1
,
西島 有美
2
,
蜷川 泰子
3
,
北川 まさみ
4
,
江上 昌子
5
1富山県長寿福祉課
2富山市介護保険課地域ケア推進係
3堀川南地域包括センター
4奥田北地域包括支援センター
5八尾南地域包括支援センター
pp.498-503
発行日 2008年6月15日
Published Date 2008/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101347
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
今回の訪問は,本連載第2回,高知市・田野町の取材でお世話になった保健師さんたちから,高知と対極にある北陸・富山に共感する活動がたくさんあると聞いたことがきっかけです.世に聞く「富山方式」,この8年介護行政の中心で活躍してきたという,中島眞由美さん(以後敬称略)にお話をお聞きしたいと思いました.
早速,中島保健師に協力を打診,関係資料を送ってほしいと頼みました.しばらくして「高知のほうでどんなお話を聞かれたか存じませんが,徹底した現場主義の保健師です.私の場合は指導保健師との出会いが私の職業人生を決めたように思っています」の添え書きと,彼女のまとめたものを中心に,富山市地域包括ケア推進活動を紹介する資料が送られてきました.そこにはこんな言葉がありました.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.