特集 現代の保健所論・1
地方分権と保健所
佐甲 隆
1
1三重県松阪保健福祉部
pp.346-349
発行日 2003年5月1日
Published Date 2003/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100861
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21世紀の日本は「地方分権」と「住民自治」の時代と言われる.地方自治体における公衆衛生と地域保健の拠点機関として活動してきた保健所も,分権の時代にふさわしい意識と活動形態が求められている.
言うまでもなく,公衆衛生とは「組織された地域社会の努力を通じて」推進されるものであり,住民主体のヘルスプロモーション活動を進めるためにも,正しい地方分権の展開が,公衆衛生の発展に寄与することに疑いはない.
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