特集 「健康格差社会」とセーフティネット
[インタビュー]「健康格差社会」におけるセーフティネット―現状と将来
橘木 俊詔
1
,
高鳥毛 敏雄
2
1京都大学大学院経済学部研究科
2大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座(公衆衛生)
pp.115-119
発行日 2006年2月1日
Published Date 2006/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100238
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
高鳥毛 わが国の公衆衛生の発展は,背景として衛生行政の政策が成功してきたことと,経済発展により生活水準が改善して自然と健康問題が解決されたという2つの側面が考えられます.つまり公衆衛生事情は,経済状況と密接な関係にあります.
そして最近は「公」の役割が小さく,社会の中の様々な問題を個々で対応するという流れになってきました.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.