連載 明石こどもセンターに学ぶ! 児童相談所保健師の役割と虐待対応・4
「こども家庭センター」の役割と挑戦—事例から学ぶ支援の現場
土井 郁江
1
,
秋末 珠実
1
,
稲垣 由子
1
1明石こどもセンター
pp.504-509
発行日 2025年12月10日
Published Date 2025/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134883330810060504
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明石市におけるこども家庭センターの機能と組織体制
連載第1回(2025年6月号)で紹介した通り、明石こどもセンター(以下、当センター)では児童相談所機能(以下、児相機能)に加えて市町村機能(子ども家庭総合支援拠点、要保護児童対策地域協議会調整機関など)も一体的に実施していました。また、市の同じ局内の母子保健部門では、子育て世代包括支援センターを設置・運営し、妊娠期から子育て期における切れ目のない支援体制を確保し、安心安全で健やかな妊娠・出産、産後をサポートしていました。
2024(令和6)年4月の改正児童福祉法の施行に伴い、市町村は「こども家庭センター」の設置に努めることになりましたが、明石市では、以前から母子保健部門と児童福祉部門の情報共有や連携が比較的スムーズに行えており、子どもや子育て家庭を協働して支援することで、虐待の発生予防や重症化予防などの早期支援を実施できていました。

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