特集 こども家庭センターの意義と現状
こども家庭センター(母子保健機能)の役割と課題
小倉 加恵子
1,2,3
1鳥取県福祉保健部
2鳥取県子ども家庭部
3鳥取県倉吉保健所
キーワード:
ポピュレーションアプローチ
,
あたたかなお節介
,
こどもまんなか社会
Keyword:
ポピュレーションアプローチ
,
あたたかなお節介
,
こどもまんなか社会
pp.687-694
発行日 2025年8月15日
Published Date 2025/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890080687
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ポイント
◆母子保健活動は暮らしの中にある支援であり、地域に住む全ての子どもと家族に対するポピュレーションアプローチを基本とする。
◆複雑化するニーズに対して、母子保健活動の比重がハイリスクアプローチに傾きつつあり、ポピュレーションアプローチが不十分になることが憂慮される。
◆こどもまんなか社会の実現に向けて、母子保健機能と児童福祉機能のそれぞれの特徴を認識し互いの持ち味を生かしつつ、一体化したことを強みにできるよう、今後の取り組みが期待される。

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