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特集1 日本老年看護学会第29回学術集会
シンポジウム
急性期病院の『身体拘束』は如何にしてなくせるか
急性期病院における身体拘束予防・解除にむけた多分野専門・認定看護師の取り組み
The Initiatives of Certified Nurse Specialist and Certified Nurse to Prevent and Remove Physical Restraint in Acute Care Hospitals.
内部 孝子
1
Takako Uchibe
1
1松江赤十字病院
1Matsue Red Cross Hospital
pp.19-22
発行日 2025年1月31日
Published Date 2025/1/31
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- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
Ⅰ.はじめに
身体拘束とは,衣類または綿入り帯等を使用して一時的に該当患者の身体を拘束し,その運動を拘束する行動の制限をいう(1988年4月8日厚生省告示第129号).厚生労働省の身体拘束ゼロ作戦推進会議による身体拘束禁止の対象には11行為があり,1999年3月,介護老人施設においては,サービスの提供にあたっては,当該入所者またはほかの入所者などの生命または身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き,身体的拘束その他利用者の行動を制限する行為を行なってはならないとされた.また,精神科を除く病院では身体拘束に関する規定がなかったが,令和6年(2024年)度診療報酬改定において,医療機関における身体的拘束を最小化する取り組みの強化が規定された.
筆者は,2013年に老人看護専門看護師の資格を取得し,退院支援部門を経て,現在は看護部に所属している.今回,2019〜2021年に多分野の専門・認定看護師で実施した身体拘束予防・解除の取り組みについて報告する(図1).
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