日本看護診断学会・第30回学術大会報告 【30周年記念座談会】
実践を拓く看護診断の新たな可能性—応援メッセージ
中木 高夫
1
Takao Nakaki
1
1名誉会員
1honorary member
pp.42-43
発行日 2025年5月15日
Published Date 2025/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134130070300010042
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I. 応援する立場になるまで
今回,日本看護診断学会の名誉会員に,学会運営に応援メッセージを寄せるように依頼されました.
松木光子先生と私は,もともと日本POS研究会でPOSの普及を進める同志でした.まずはPOSのかたちを徹底しようとしたのですが,そこに見られたのは「プロブレムが何かわからない」「プロブレムをどう表現すればいのかわからない」というようなものでした.そこで,アメリカで看護診断というものが開発されているから,それを使ってみようということになり,北米看護診断協会(NANDA)の診断リストをワークショップの参加者に配布することにしました.
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