徹底分析シリーズ 遠隔医療の現在地—現状を知り,われわれの仕事と社会的インパクトを考える
オンライン周術期診療の実際と可能性—足を使った応援から,新たな試みへ
志賀 卓弥
1
,
ディーン 美央
2
Takuya SHIGA
1
,
Mio DEAN
2
1東北大学病院 集中治療部
2医療法人松田会 松田病院 麻酔科
pp.700-704
発行日 2021年7月1日
Published Date 2021/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202025
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COVID-19パンデミックの影響により,一般企業でテレワークが日常のものとなった。同時に医療現場でもオンライン診療が急速に広がっている。麻酔科医は,術前検査を済ませ,データのそろった段階で麻酔術前診察を行うのが常だが,パンデミックの最中でも,麻酔術前診察のために患者の外来受診は必要なのだろうか? 周術期診療も,患者の安全性向上,利便性向上,満足度向上などのベネフィットが大きいのであれば,これまでのやり方を見直す契機なのかもしれない。
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