徹底分析シリーズ 血漿分画製剤
各論2 人免疫グロブリン製剤—敗血症に対する投与は有用か?
飯塚 悠祐
1
Yusuke IIZUKA
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター 麻酔科
pp.168-173
発行日 2025年2月1日
Published Date 2025/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134088360320020168
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人免疫グロブリン製剤は,麻酔集中治療領域ではGuillain-Barré症候群やStevens-Johnson症候群など,多様な疾患で使用されるが,頻度としては重症感染症(敗血症)への投与経験が圧倒的に多いと思われる。
本稿では,主に敗血症に対して人免疫グロブリン製剤に期待される効用と,そのエビデンスについて述べたい。
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