目でみる症例―検査結果から病態診断へ・1【新連載】
複数の単一クローン性免疫グロブリンを伴った低ガンマグロブリン血症
河合 忠
1
Tadashi KAWAI
1
1自治医科大学臨床病理学教室
pp.69-72
発行日 1993年1月15日
Published Date 1993/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542901401
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
検査結果の判定
1.セルロース・アセテート膜電気泳動法による 血清蛋白分画像
右の表に示す.
〔判定〕相対的にはα1―とα2―グロブリン分画の増加があり,急性炎症性分画像と低ガンマグロブリン血症の複合パターンと考えられる.
Copyright © 1993, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.