特集 看護管理者のためのEBP入門 質改善の組織文化を加速させるリーダーシップ
扉
pp.632-633
発行日 2025年8月10日
Published Date 2025/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091713550350080632
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エビデンスに基づく実践(Evidence-Based Practice:EBP)の必要性には,誰もが賛同する時代になりました。一方で,実際に取り組むのは容易ではなく,今あらためて,どのように実装し,定着・普及させていくかに注目が集まっています。
特に看護師は,目の前の対象者をケアするだけでなく,チームで,あるいは多職種と連携して継続的にケアを行う職種であることから,EBPに“組織として”取り組むことが重要となります。そのため,看護管理者のリーダーシップに期待が寄せられていることは言うまでもありません。
本特集では,EBPにおける普及・実装の考え方,看護管理者に求められるリーダーシップや組織的な進め方,院内での人材育成のあり方などについて国内外の事例を交えて紹介し,EBPのプロセスや,アウトカムを評価する上で欠かせない院内データの利活用についても解説します。

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